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うつ病が疑われたら、精神科?心療内科?それとも悩み相談?

うつ病になったら、しかるべき専門機関で治療することをおすすめします。うつ病は心の状態の悪化だけでなく、身体機能の障害にも発展するおケースがありますので、無理をせず、専門医の診断と治療を受けることがベストです。

うつの症状が疑われると、多くの人が精神科、もしくは心療内科にかかるでしょう。しかし、この両者の違いが分からぬまま、受診している人もいるかもしれません。この両者の違いは何でしょうか?また、悩み相談などでも解決できるのか?そのあたりも含め、どこに受診するのが適切か、解説します。

精神科とは?

精神科 精神科とは、心に関する病気を治すところです。心が抱える病状、症状はさまざまですが、主な例をあげますと、抑うつ、過度の不安。また、幻覚が見えたり、幻聴が聞こえたりといった重度の心の障害も、精神科で見てもらう必要があります。

うつ症状が進行し、重度な障害となると、こうした幻覚や幻聴、または不可解な妄想にとらわれるケースが発生します。また、躁うつ病や統合失調症など、精神状態が極度に悪化した場合も、精神科での治療が必須です。

心療内科とは?

心療内科は、精神的なストレスが原因で起きた身体上の異変を改善するためにある科です。強いストレスに見舞われると、動悸が激しくなったり、息苦しさを覚えたり、手足が震えたり、また下痢や腹痛に襲われたりと、身体に異常を来す場合があります。

心因性によって起こったそれらの症状は内科での解決は困難ですので、心療内科を受診することになります。心療内科の担当医は、体の症状を改善するため内科が担当することもあれば、心の状態を見るため精神科医が担当することもあります。

軽度の症状は、心療内科へ

うつ病にも段階があり、いきなり突発的にひどくなることはあまり考えられません。最初は気分の落ち込み、不安、イライラなど、軽度の症状が継続します。それらの状態を放置すると、やがて幻覚が見えたり、幻聴が聞こえたり、深刻な精神障害を招くケースも考えられます。

明確に区切るのは難しいですが、症状が軽度の段階は心療内科、重度の障害が見られる場合は精神科を受診するのが一般的でしょう。特に幻覚や幻聴に悩まされる統合失調症などは精神そのものの病的な状態ですので、精神科を受診するしかないといえます。

うつ病がまだ初期段階であり、精神より体の状態に異常が見られれば、心療内科を受診するといいでしょう。もし、幻覚や幻聴などの障害があれば、精神科医のいる精神科を受診するのが適切です。

悩み相談でうつ病は治るのか

うつ病は心の病です。心に巣くう問題や障害を取り払えば、症状はよくなるかもしれません。例えば、失恋のショックで食事ものどを通らないといった場合、恋愛の悩み相談室に行ってみるのもいいかもしれません。

悩み相談室には、心理学の専門家や心理セラピーが在籍しているところもあるので、的確なアドバイスを送って問題を解決してくれるかもしれません。心の中のもやもやが消えれば、心療内科へいって薬をもらわなくても、自然と回復へと向かうことも期待できます。

悩みを人に話すだけで、心の中がスッキリし、気が楽になる場合もあります。もちろん幻覚や幻聴などの重度な精神疾患は別ですが、軽度の症状で病院へ行くことに抵抗を感じている人は、お悩み相談室へ駆け込んで思いの丈をぶつけるだけでも何かが変わるかもしれませんね。