HOME → うつ病の原因について → うつ病になりやすい性格

うつ病になりやすい性格

うつ病は1つの原因ではなく、さまざまな要因が複合的に絡み合って発症すると考えられています。特にもともと性格的に真面目で完ぺき主義なところのある人は、ストレスや環境の変化が加わることで うつ病になりやすい といわれています。

空気を読める人、白黒つけやすい人がうつ病になりやすい!?

うつ病になりやすい!? うつ病になりやすい人とは、一般的に真面目で仕事熱心であり、責任感が強い性格の人です。また他人に必要以上に気を配る、いわゆる「空気を読む」タイプが多いようです。

真面目で責任感が強い分、少しのミスでも深く落ち込んでしまうなど、ネガティブな感情に支配されやすいのが一因と考えられます。つまり「これくらい平気、また頑張ろう」と思えるような、いい意味での呑気さがあったほうが、比較的うつ病にかかりにくいといえるのです。

また何事につけて、白黒つけやすい人もうつ病になりやすいといえます。あらゆることを曖昧にしておくことができず、善か悪かの二極化で判断してしまう性格は、時に自分を追いつめてしまう場合があります。
「どんなものにも、いい面と悪い面がある」というふうに考えることも、精神的ストレスを軽減することにつながるでしょう。

さらに何かに失敗すると「ああすればよかったのではないか」といつまでも後悔したり、何かがうまくいかないと自分に責任を求めたりするような人も、やはり精神的に追い詰められがちなため、うつ病リスクが高いといえそうです。

いい意味での「お気楽さ」を身につけることが大切

こうした真面目な人が過度のストレスにさらされると、精神的な負担が許容量を超えてしまい、うつ病を発症することがあります。たとえば職場でいうなら、完ぺき主義の人が理想どおりの仕事を終えた直後に燃え尽きてしまったり、もしくは真面目すぎる人がいきなり大勢をまとめるような立場に立たされたりすると、うつ病になりやすいといわれます。

ただし最近では、必ずしも真面目な性格は関係しないと思われる新しいタイプのうつ病も増えているため、一概にはいえないかもしれません。それでも従来型のうつ病では、やはり「真面目で責任感の強い人が、がんばった末に燃え尽きてうつ病になってしまった」というパターンが多く見られるようです。

とはいえ真面目な性格そのものが悪いというわけではなく、大切なのはストレスに遭った時にうまく対処できるかどうかだといえます。できないことはできないと断る、ある程度肩の力を抜いて楽観的に物事に取り組む、というような習慣を少しずつつけていくことで、なるべくうつ病にかかりにくい自分を作るようにしたいものです。