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うつ病治療とED治療の両立

うつ病の治療とEDの治療は両立するのか。うつ病もEDも現代では誰にでも起こり得るものです。ですので、男性であれば気になるところでしょう。相互に関連が深いといわれるうつ病とED。その治療について見てみます。

うつ病とEDの関連が深い理由

うつ病とED うつ病は脳内の神経伝達物質の働きが低調になることで起きると考えられている疾患ですが、セロトニンという脳内物質に悪影響を及ぼすものに精神的ダメージがあります。要するにストレスです。 男性にとってEDは自信を大きく損なわせるに十分なストレス源と言えるものですから、EDに気付いたときのショックがうつ病の引き金になる可能性も少なくありません。これがこの二つの病気の関連のひとつです。 また、うつ病に罹った場合、抑うつ気分が充満し、好きだったことにも興味がわかなくなり、何かをしようという意欲も低下するものです。男性の場合は女性に対する興味がなくなり、そのためEDにつながることもあります。 さらに、うつ病の治療のために処方される薬剤の影響でEDになる可能性も多少はあります。このように、うつ病とEDは深いかかわりを持っているのです。

ED治療の代表例が薬物療法

ED治療薬としてバイアグラなどの有名な薬があります。EDの患者さんがまず試したいのがこのED治療薬です。もっとも、このED治療薬はEDの原因を取り除く根本的な薬ではありませんし、勃起しないペニスを無理矢理勃起させるものでもありません。 ED治療薬の主な役割は、簡単にいえばなんとか勃起はするが続かないという「中折れ」を改善することです。ですので、うつ病の状態が重いなどで、そもそもまったく勃起しないケースでは効果がありません。しかし、一度勃ってしまえば、後は薬がサポートしてくれます。抗うつ薬との飲み合わせの問題もありませんので、うつ病治療と両立させることもできるでしょう。

EDに良くない抗うつ薬がある

うつ病の治療に用いられる薬の中には、早漏対策に使う場合もある薬もあります。つまり、EDにとっては厄介な存在となりかねない薬があるのです。ただ、薬はひとつだけではありませんので、医師と相談しながら選んで行けば、リスクを回避できる可能性も高いです。

相互に関連しているからこそ治療も両立させられる

うつ病から派生的に生じたEDがあれば、EDのストレスで発症したうつ病もあるでしょう。お互いが原因または引き金になっているのであれば、一方の治療は他方の治療でもあるということになります。 したがって、うつ病の心身状態が深刻な場合は別として(この場合、そもそもセックスの議論にはならないでしょう)、うつ病の治療とEDの治療は両立可能だと言えるのです。注意が必要なのは、薬剤性EDとなっている場合です。簡単にやめたり、他の薬剤に変えたりできるものかどうかの判断が必要です。