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うつ病なりやすい生活

うつ病なりやすい生活 うつ病になる原因にはさまざまなものがありますが、その1つに「生活環境」があります。
オーバーワークぎみの生活や、昼夜が逆転しているなど生活時間が不規則な日々を送っている人は、それだけストレスがかかりやすくなり、うつ病リスクが高まると考えられています。

仕事とプライベートのバランスに気をつけよう

仕事とプライベートのバランス うつ病になりやすい生活 として、まず挙げられるのは「仕事時間が長すぎること」です。毎日のように夜遅くまで残業するような生活を送っていると、心身ともに疲労するのはもちろんのこと、ストレスを解消できる時間も持てず鬱々としやすくなります。

さらに夜勤があるなど、労働時間が不規則になりがちな人もうつ病になりやすいといわれています。実際、看護師やフライトアテンダント、介護職やITのエンジニアなど、夜の勤務が多い職業ではストレスが大きく、うつ病の発症率も高いとされています。

同じく労働環境でいうなら、自分の仕事自体にやりがいが感じられない人もうつ病になりやすいといえます。どんなにがんばっていても正当な評価を受けられなかったり、職場の人間関係が良くなかったりする場合、ストレスが蓄積してうつ病に移行するケースが多くなります。

もちろん仕事以外でも、家庭内不和によって家にいることがストレスになっている場合はうつ病リスクが高まります。最近では定年後、夫が常に家にいることで妻が大きなストレスを感じる「主人在宅ストレス症候群」なるものも増えており、悪化するとうつ病につながることもあるのです。

肉を食べない人は、うつになりやすい!?

その他、生活習慣としては菜食主義もうつ病になりやすいことが分かっています。一見すると野菜中心の生活は体にいいように思えるのですが、中でも卵や牛乳まで制限する完全なベジタリアンの場合、「トリプトファン」という成分が摂取しにくくなるのです。

トリプトファンは、肉類や乳製品、卵などに多く含まれる成分で、精神を安定させる「セロトニン」という脳内物質の原材料となるものです。うつ病は、このセロトニンが不足することで起こるといわれていますので、極端に肉類を食べない生活はうつ病になりやすいとされています。

また睡眠不足もうつ病の大きなリスクファクターです。うつ病は自律神経の乱れから発症する場合も多いため、1日のうちに活動と休息をバランスよくとることが非常に大切になります。 特に現代の日本人は総じて睡眠時間が不足していますので、しっかりと寝るように心がけたいところです。

他にも「日光を浴びない生活」も、うつ病の危険性を高めます。適度に日光を浴びることは、前述したセロトニンの分泌をうながす効果があるのです。ですから世界を見ても、日照時間の短い国ほどうつ病患者が多く見られますし、冬場に季節的なうつ病にかかる「冬季うつ」というものも認知されています。