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生活リズムを整えましょう

日中変動という症状をご存じでしょうか。これは朝起きた時は気分が悪く日中少しずつ改善して夕方以降は楽になってくるといった症状で、うつ病の方の多くに見られる傾向です。辛い症状ではありますが、調子の良い時間帯もありますので前向きに捉えましょう。

日内変動とは

日内変動 日内変動とは、1日の中でうつ病の症状が変化することをいいます。朝起きた時は調子が悪く夕方以降は調子が良くなってくるという症状が多く、うつ病の方に多く見られます。

他にも朝テレビや新聞を見る気になれないことも多く、朝ご飯を食べる気になれなかったり学校や仕事に行く気になれなかったりと、日常生活に大きな支障をきたす症状です。

日内変動対策を立てましょう

日内変動は調子の良い時間帯もありますので、その時間を利用して運動を行ったり楽しいことを考えたりするようにしましょう。

その際に活動し過ぎると夜更かしに繋がってしまい逆効果になってしまいますので気をつけてください。調子が悪い時間帯のことをあまり意識しないことがポイントです。調子の良い時間帯を上手く活用しましょう。

生活リズムを整えることが大切です

うつ病を発症すると日内変動の症状により朝起きるのが億劫に感じて引きこもりがちです。そういった生活はうつ病の症状の悪化に繋がっていきますので注意が必要です。

うつ病の方には休息が大切ではありますが、症状の改善のためには生活リズムを整えることも大切です。

体内時計

体内時計という言葉をご存じでしょうか。1日の単位が24時間なのに対して人の身体に備わっている1日の単位は25時間です。通常体内時計は、1日の時間経過とほぼ同じですが、うつ病の方はこの体内時計が乱れています。

体内時計を整えるためにも朝日をたくさん浴びましょう。朝日を浴びることによって分泌されたメラトニンは、14時間後に機能することから、夜になると自然に眠気を促します。メラトニンによって体内時計がリセットされますので、意識して太陽の光を浴びるように心がけましょう。そうすることによって生活リズムも整ってきます。

自律神経と体内時計の関係

自律神経と体内時計の関係についても学びましょう。人の身体は体内時計によって日中の行動がコントロールされています。毎日大体決まった時間にお腹が空いて決まった時間に眠くなるという方は体内時計が正常に機能しています。

うつ病の方の多くは不眠の症状に悩まされ、中には昼夜逆転の生活を送っている方もいらっしゃいます。体内時計によって生活リズムはもちろん自律神経やホルモンなどもコントロールしていることから、うつ病の方は自律神経が乱れていて内臓機能も低下しています。

意識をして生活リズムを整えることによってうつ病の症状はもちろん、身体のさまざまな不調が緩和していきますので、少しずつ整えるようにしましょう。

生活リズムを整えることによってうつ病が治るというわけではありませんが、治療薬の服用などとあわせて行うことによって、早期治癒に繋がっていきます。簡単なようで難しいことでもありますが、前に進んでいくためにも少しずつ取り入れてみてください。