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うつ病と睡眠の関係について

うつ病と睡眠障害はリンクしている、とよくいわれます。うつ病にかかると同時に不眠症になる、もしくは眠れない日々が続いてうつ病に進行した、というケースは実際に多いでしょう。

夜眠れない日々が続くと心身の健康状態、ホルモンのバランスが崩れ、うつに進行するなど、うつ病と睡眠障害は密接に関係しているといえます。また、きちんと睡眠時間を確保できていれば、鬱状態の改善も期待できる、ということも同時にいえるのです。

眠れない日が続いている。そんな人はうつ病を警戒する必要があるでしょう。うつを未然に防ぐには、うつと睡眠の関係について詳しく知る必要があります。安眠と心の平穏、両方を手に入れるためにも、両者の関係について理解しましょう。

あなたは眠れていますか?

睡眠障害 自己管理と体調管理がきちんと出来ていないと、生活習慣が乱れ、さまざまな病気や体調の悪化を招きます。複数ある不規則な生活状態でも、最も危険なのが睡眠不足でしょう。

忙しい生活を送っていると、食事や睡眠といった基本的な生活動作などがおろそかになり、自分の気づかないところで体調が異常を来す場合もあります。睡眠不足なんて些細なことだと侮っていれば、大きな落とし穴にはまり込むかもしれません。

睡眠は、一日の疲れを癒やし、心身の状態をアップグレードすいるための必要な作業と考えてください。慢性的に睡眠不足が続くと、心も体もぼろぼろになり、うつ病などの怖い病気を引き起こすのです。

うつ病になると、ますます眠れなくなる

うつ病になると同時に睡眠障害にも見舞われる、というケースも目立ちます。睡眠は、脳も体もきちんと眠らないと完全とはいえません。うつ病になると脳の働きが悪くなるため、脳が安定して休眠状態に入らないという不具合を招いてしまうのです。

気力も元気も失われたうつ病の人が、追い打ちをかけるように必要最小限の睡眠時間も奪われ、眠りたい一心で睡眠薬に頼る原因がここにあるといえます。睡眠薬に頼って眠りについたとしても、心の状態を改善しなければ、薬なしでは眠れない体になってしまいます。

うつ病に睡眠薬は効果的か

これまで説明した流れだと、うつ病という病はその性質上、睡眠障害に陥りやすく、結果として抗うつ薬と同時に睡眠薬にも頼らなければならない、ということになります。

実際、うつ病患者で睡眠薬を服用している人は多いといわれます。睡眠不足は鬱状態を悪化させるので、どうしても眠れないという人に対しては致し方ない処置といえるでしょう。しかし、どんな病気でもそうですが、全てを薬に頼るのはよくありません。睡眠薬の服用が常態化してしまうと、それなしでは一睡もできなくなる危険性もあるのです。

不眠症の方でも、うつ病の方でも、睡眠薬は、あくまで病気を治すための補助的なもの、という認識を強くもつことが大事でしょう。

薬以外の他の療法で改善を

眠れないという人が、睡眠薬に頼ってしまうのは、それが自分の意思ではどうしようもないからでしょう。不眠症の人でも、好きで眠れないわけではありません。うつ病患者も、必死で寝ようと努力しますが、やはりどうしても眠れないのです。

先ほども申しました通り、薬の使用に馴れてしまうとその状態から抜けきれず、一生薬の世話になってしまうかもしれません。薬に治療の比重を置かず、食事や運動、生活上の工夫など、なるべく自助努力で眠れる状態に近づきたいものです。