HOME → さまざまな症状とうつ病の関係 → うつ病とEDの関係

うつ病とEDの関係

うつ病とEDには密接な関わりがあります。そこには男性ホルモンのテストステロンが影響を及ぼしていています。また、加齢に伴いテストステロンの分泌量が減少してEDを発症することもありますし、一般的にうつ病の方はテストステロン値が低い傾向にあります。

EDには心因性EDや器質性ED,複合性EDや薬剤性EDといった種類があるのですが、うつ病になるとこれらEDを発症する可能性が高まります。

心因性ED

心因性ED 心因性EDには現実心因と深層心因の2種類があって、現実心因は日常生活でのストレスが主な原因で発症します。また、深層心因は幼少期からのトラウマなどが主な原因の場合が多いようです。 治療方法としては、ED治療薬などによる薬物療法や専門家のカウンセリングによる心理療法などがあります。

器質性ED

器質性EDは40歳を過ぎたあたりの方が発症する可能性が高くなります。何かしらの機能不全が原因となって引き起こされるEDです。神経伝達系の問題や動脈硬化、高血圧、糖尿病、脂質異常症、LOH症候群など原因はさまざまですが、EDの治療とあわせてこれらの疾患の治療も行っていく必要があります。

複合性ED

複合性EDとは心因性EDと器質性EDが混合しているEDを指します。心疾患や糖尿病、高血圧、肝機能障害といった疾患が間接的な原因となり、そこに心因性のきっかけが重なる場合や、ストレスが原因のうつ病などから内分泌機能障害を引き起こし、そこに心因性のきっかけが重なるなど、ひとそれぞれ要因は違います。 EDは心因性や器質性だけの原因で起こるよりも、多くの場合それぞれの要素が混合して起こります。

薬剤性ED

薬剤性EDとは普段服用している薬剤によってEDを発症することを指します。一般的には中枢神経や末梢神経、消化器系、循環器系に作用する薬剤などの影響で発症します。 中枢神経に作用する薬剤としては、解熱・消炎鎮痛剤や抗けいれん薬、抗うつ薬や抗精神病薬などがあります。

また、末梢神経や消化器系に作用する薬剤としては、鎮けい薬や抗コリン薬が、循環器系に作用する薬剤としては、降圧剤や利尿剤、血管拡張剤や不整脈治療薬などがあります。 専門医を受診する際は自身が服用している薬剤を伝えたうえで診察してもらうように心がけましょう。

EDがうつ病の原因にもなり得ます

直接的な原因ではないにしてもEDによってストレスが引き起こされ、結果としてうつ病を発症するというケースは少なくありません。 それぞれに相関性があるということを頭に入れておきましょう。

EDの種類によっても治療方法は異なります。自分がどのタイプなのかを知るためにもまずは専門医を受診することをおススメします。 うつ病がEDのリスクを高め、EDがうつ病のリスクを高めるといった相関性は、どちらかが改善すればもう一方も改善する可能性が高まるということですので、前向きに捉えましょう。 いずれにしても辛い症状ではありますが、焦らずゆっくりと向き合って、正しい治療を受けることによって症状は改善します。自身の状態を受け止めて前に進んでいきましょう。