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うつ病とホルモンの関係

うつ病とホルモンは深い関わりがあります。ホルモンの分泌が正常に行われないとうつ状態を引き起こすだけではなく、身体にさまざまな不調をきたします。

過剰なステロイドホルモンの分泌によって躁うつ病を引き起こすこともありますし、反対にステロイドホルモンの分泌が低下することによってうつ病を引き起こすこともあります。他にも更年期障害による性ホルモンの低下や甲状腺ホルモンの低下によってもうつ状態に陥る場合もあることから、ホルモンとうつ病は深い関わりがありホルモンバランスを整えることが症状の緩和に繋がります。

うつ病とホルモンの関係についての知識を高め、日頃から改善策を取り入れていきましょう。そうすることによって心身の健康へと繋がっていきます。

ステロイド

ステロイド ステロイドと聞くと、皮膚の炎症を抑える塗り薬などが思い浮かびますが、実際には特定の化合物のことを指します。さまざまな種類がありますが、体内でホルモンとして合成される化合物のことをステロイドホルモンと言い、副腎皮質ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモンに大きく分けられます。

一般的に使われているのが、副腎皮質ホルモンでコルチコイドと言い鉱質コルチコイドと糖質コルチコイドに分けられるのですが、糖質コルチコイドに含まれているコルチゾールには炎症を抑える作用があります。他にも糖や脂質、たんぱく質や電解質などの代謝に有効で人が生きていく上で欠かせないホルモンです。

必要不可欠なホルモンではありますが、過剰な分泌は脳内の海馬の萎縮に繋がり、うつ病にも影響を及ぼしますので注意が必要です。

性ホルモンとは

性ホルモンとは男性ならテストステロン、女性ならエストロゲンのことを指します。これらの性ホルモンが低下することによってうつ病の症状が進行する可能性があります。 性ホルモンが正常に分泌されているとうつ状態は起こりにくくなります。精神的に落ち着いた状態を保つことができますし、楽観的な物事の捉え方ができたり活発な行動ととることができたり、良い方向へと進んでいきます。

男性の場合、テストステロンの減少によってEDになるリスクが高まります。日頃から適度な運動やしっかりとした睡眠に気をつけてテストステロンを増やすよう努めましょう。

甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝を促す役割を果たしています。甲状腺ホルモンが減少すると神経伝達物質のセロトニンのバランスが崩れることから、うつ病とも深い関わりがあると言えます。

ホルモンの乱れはうつ病の原因のひとつです。生活習慣を整え、バランスのとれた食生活を心がけるだけでも改善していきますので取り入れていきましょう。 生活習慣としては適度な運動を行うことや良質な睡眠をとることが大切です。また、ホルモンバランスを整える栄養素としてはマグネシウムや亜鉛、ビタミンB6やオメガ3脂肪酸などの摂取がおススメです。気軽に始められることでもありますので、積極的に取り入れていきましょう。