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うつ病と腸内環境の関係

うつ病と腸の健康には深い関わりがあるということをご存じでしょうか。うつ病は三大神経伝達物質のひとつセロトニンが不足することによって起こります。

三大神経伝達物質について知るとともにセロトニンと腸の関係についても学びましょう。日頃からセロトニンを増やす方法を実践することをおススメします。そうすることによってうつ病の改善にも繋がっていきますので積極的に取り入れていきましょう。

三大神経伝達物質とは

三大神経伝達物質 三大神経伝達物質とは、ドーパミンとノルアドレナリン、セロトニンのことを指します。これらはやる気ホルモンとも言われていて、健康的な生活を送る上で重要な役割を担っています。

ドーパミンは快感を促します。人は何らかの報酬などによって快感を得ますが、この快感はドーパミンの効果によるものです。反対に報酬を得られない場合は依存症やストレスに繋がってしまいます。

ノルアドレナリンは危険やストレスから身を守る役割を果たします。過剰に分泌されることによって脳のコントロールが不可能になり怒りへと繋がりますし、うつ病などの精神疾患を引き起こしかねませんので注意が必要です。

セロトニンは精神の安定や幸福感をもたらします。また、ドーパミンやノルアドレナリンをコントロールする役割を果たすことから、セロトニンが正常に分泌されることによって他の神経がバランスを保ち、心身の健康に繋がっています。

セロトニンは意図的に増やすことが可能です。セロトニンの分泌量を意識して増やすことによってドーパミンとノルアドレナリンの分泌がコントロールされ、人にやる気を促しますので、日頃からセロトニンを増やすように努めることをおススメします。

セロトニンを増やしましょう

セロトニンを増やす方法のひとつとして腸内細菌の善玉菌を増やすことがあげられます。善玉菌はセロトニンの前駆物質5HTPを脳に届ける役割を果たします。

うつ病の方は悪玉菌が多い傾向にあり、セロトニンの原料でもあるトリプトファンを上手く生成することが出来ません。その結果としてセロトニンの不足に繋がり、うつ病の症状が進行してしまいます。日頃から善玉菌を増やすような生活を送ることが大切です。

乳酸菌を摂りましょう

良好な腸内環境を維持するには乳酸菌が有効です。乳酸菌を積極的に摂取して善玉菌を増やしましょう。ヨーグルトやチーズなどの乳製品から摂取するのはもちろんですし、サプリメントも有効です。

乳酸菌は腸内に定着するわけではありませんので、毎日摂取する必要があります。摂取するタイミングとしては食中や食後がおススメです。他の食品があることによって腸内をゆっくりと進み、乳糖の分解が促されます。日々の生活に積極的に乳酸菌を取り入れていきましょう。

腸とうつ病と聞くと何の関係もなさそうですが、実は深い関係があるということを分かっていただけたでしょうか。 90%から95%のセロトニンが腸の中で作られていて、腸は第二の脳であるという言葉もあることからも、腸とうつ病には深い関わりがあります。 人それぞれ腸内環境は異なります。腸内環境によってはセロトニンが上手く生産されない場合もありますので、日頃から意識しておきましょう。