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うつ病と精力減退の関係について

うつ病にかかってしまうと、気力が落ちて何もやる気が起きなくなるといわれます。また、食事や好きな趣味にも面白みや楽しみを感じなくなり、無気力な状態を引きずって生きることになります。

このような状態が続くと、考えられることはまず、精力の減退です。人と接するのも億劫となりますから、当然、恋愛なども煩わしくなり、夜の生活もご無沙汰。結果、性機能の低下を招くといった具合です。

うつ病は、心の状態が悪くなるだけでなく、人生そのものを疲弊させてしまいます。どうすればうつ病を防ぎ、性機能を守るか。ここでは、うつ病と性機能障害の関連についてご説明します。

更年期になると落ちてくる男性ホルモンの働き

男性ホルモン 若いというのは素晴らしいもので、肉体も美しく、頑健で、意欲さえあればエネルギッシュに活動できます。しかし、悲しいことに年を取らない人はいません。誰しも年齢とともに衰え、気力も体力も低下します。

年を重ねると、男性も女性も更年期障害に見舞われる確率が高くなります。40代を過ぎるとそのリスクは高まるといわれ、男性の場合、更年期障害になるとテストステロン、つまり男性ホルモンの減少が顕著となります。

テストステロンは男性の精力を司るうえで必要不可欠な物質です。男性ホルモンの分泌が衰えると、性機能が低下し、EDなどの機能障害を招くのです。加齢と共に減り続ける男性ホルモンを正常値に戻すには、精力剤を用いるなど外部から補充する必要があります。

更年期障害はうつも引き起こす

男性ホルモンの減少によって起きる症状は、性機能障害だけとは限りません。ホルモンバランスの乱れによって、心身状態も不安定となり、うつ病などを引き起こす要因ともなります。

また、強いストレスを与えるとホルモンの働きは弱くなります。ストレスは精神状態が不安定なほど、溜まりやすくなるものです。ストレスが増えると、うつ病にもかかりやすくなり、同時に性機能の低下も招きます。こうした点からも、更年期障害とうつ病は隣り合わせに存在するといえましょう。

抗うつ剤には性機能を低下させる性質がある

うつ病と精力減退の関係について、もう一点、注意して欲しいことは、抗うつ剤についてです。うつ病と診断された場合、多くの患者は治療薬としてうつ状態を抑制させる効果のある抗うつ薬の服用を勧められるでしょう。この抗うつ薬には、厄介なことに、性機能を低下させる働きも持っているのです。

全ての抗うつ剤に、性機能を低下させる副作用があるとは限りません。中にはそのような成分が含まれるものもあるということです。EDのような勃起障害を招く恐れのある抗うつ剤も存在しますので、薬を処方してもらう際は、医師にその点を確認するようにしましょう。

また、現在抗うつ剤を使用していて、何となく性欲が湧かない、以前と比べ勃起しなくなった、という人は、副作用が働いている可能性もあります。その場合は医師に相談して、別の抗うつ剤に変えてもらうなどして対処するのがいいでしょう。

精力剤を飲んで心身が元気になることも

実際に精力減退に悩まされている方は、試したことがあるかもしれませんが、漢方系の精力剤には、気力や体力を盛り返す働きがあるといわれます。化学療法と違い、漢方には人間が本来持っている力を引き出すのが目的です。そうした効果を利用すれば、うつの症状も改善されるかもしれませんね。