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うつ病の薬は、いつやめたらいいのか?

うつ病になった人にとって、なくてはならない必須アイテムが、抗うつ剤。うつ病によって不安定な心の状態を落ち着かせ、安定な状態へと導いてくれます。うつ病患者にとっては強力な武器といえましょう。

しかし、そんな頼もしいうつ病の薬でも、服用している人は、「いつまで服用すればいいのだろう?」と漠然とした不安を抱えている人も多いでしょう。こればかりは自分の意思で自由に決められるものではなく、心身の状態を見極めた上で決定しなければなりません。

薬はいつまで続ければいいのか?やめるタイミングは早いほういいのか、それとも一生薬に面倒を見てもらう必要があるのか?そのあたりも含め、抗うつ剤をやめるのに最も適したタイミングについて、分かりやすく説明します。

いつやめられる?難しいその判断

ああああ 病気になれば、大抵の場合、薬に頼ることになります。できるだけ薬に頼らず、自力で直したいものですが、症状をこれ以上悪化させないためにも、薬を上手に使うことも賢い選択方法です。

しかし、一生薬漬けの日々を送っていいわけはありません。どんな薬にも副作用があり、本来体には必要のない成分を投与するのですから、いつまでも、必要以上に服用を続けると体にも悪影響を及ぼします。

うつ病を患い、毎日決まった薬の服用を続けている人も、常に「いつまで飲み続ければいいのだろう?」と疑問をお持ちの方も多いはず。しかし、専門医のアドバイスに従い、適切な方法で服用を続けているうちは、不審をもたず、安全だと認識してください。

服用をやめる判断も、医師が行うこととなります。薬の効果が日増しに表れ、薬に頼らなくても自力で元の状態に回復できると医師が判断したときこそ、薬をやめられる時です。その判断の基準となるのは、言うまでもなくあなた自身が把握する症状や心身の状態です。よって薬を飲んだ時の状態、日頃の気分のありようなどをしっかりと把握し、ありのままを医師に申告する必要があります。

ですので、早く薬をやめたい一心で、状態がよくもないのに「もう大丈夫です」といってはいけません。抗うつ剤は早くやめればいいというものではなく、タイミングをきちんと見計らって適切な時期にやめるのがベストだと強く認識しましょう。

タイミングを誤ると、元の木阿弥に

薬の量やタイミングは、経過をよく観察し、その時々の症状を見て医師が判断します。薬の服用を長く続けていても何かの弾みで症状の悪化が見られれば、量を増やしたり、別の薬を追加したりなど調整を行う必要があるのです。

よって、長く服用していれば近いうちに使用をやめられるものではありません。いつまでも服用期間が続くと、誰しも不安になるものです。しかし、気持ちが焦って中途半端に服用を放棄してしまうと、ぶり返したり、症状が悪化したりするリスクもありますので、そのタイミングはよく見極めて判断する必要があるといえるでしょう。

心配な方も、医師のアドバイス通りに服用を守っていれば何も怖がる必要はありません。その時々の状態にもっとも適した量と種類の薬を与えられているはずですので、これ以上の服用は危険と判断されれば、ちゃんと医師がアドバイスしてくれます。自分と医師の言葉を信じて、焦らず、根気よくうつ病と向き合っていきましょう。